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中国の印 3 ~シルクロードならぬ、ハンコロードを東へ

おはようございます。

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。

未曽有の被害、心痛む日々です。

原発も、安心できる状態にはなっていない様子、
不安な日々をお過ごしの方も多いのではないでしょうか?

近ごろ、テレビより、ラジオに癒されます。

私のお気に入りは、次の三つです。

Suono Dolce(スォーノ・ドルチェ)

OTTAVA by TBS

radiko.jp

音楽と温かいことばに癒されます。

さてさて、本題です。

美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。

cherryblossom cherryblossom cherryblossom cherryblossom cherryblossom 

前回までのブログをご覧になってくださった方は、

「泥にハンコを捺すなんて!」

と思われるかもしれません。

が、

昔は、紙が無かったから、紙に捺すという発想もなかったんですね。

それが、紙が発明されると、ガラッと変わります。

まず、印のサイズ制限がなくなったんです。

それまでは、
〈封泥(ふうでい)に使える程度の大きさ〉

ということで、

方寸(一寸四方)

と決まっていたんです。

これが、だんだん大きくなっていったんですね。

特に、身分の高い人のハンコが大きかったりします。
乾隆帝の印

とても、大きいですね。

よくぞ、このサイズの玉(ぎょく)を見つけてみたもんだ!!

権力、すごすぎです。

書画に、よく、ハンコが押されているのを目にされると思います。

台北故宮博物院のサイト

こんな風に、書画に押印されるようになったのは、
唐代以降なんだそうです。

王侯貴族の方々は、
書画を集めては、
「これは俺のだ!!」

ハンコを捺しまくったんだそうです。

だから、有名な作品ですと、歴代の所蔵家の印があちこちに捺されているんですね。

※例として、
過去のブログ呉説(ごえつ)『遊糸書』をご覧になってください。

用途は、広がっただけで、変わってしまったわけではありません。

現在でも、泥にハンコを押すことがあります。

陶芸

です。

御茶碗の底に、ハンコが押されているもの、
よく、『開運!なんでも鑑定団』に出品されていますね。

それから、

封蝋(ふうろう)
といって、封筒の口に蝋(ろう)を溶かしてたらし、
その上に、印を捺す
というおしゃれな使い方もあります。

いろんな用途で、印は現在でも、使われているんですね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

今日が、あなたにとって、素敵な一日でありますように。

==========
参考文献
==========
新関欽哉『ハンコの文化史』(PHP 二十一世紀図書館0082 1987年1月26日)

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筆者とは、関係ございません。

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