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漢字の伝来

おはようございます。

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。

今日は、2010.7.25(日)
昨日より、涼しい気がいたします。
暑さに慣れたのでしょうか。

暑さに負けず、今日も、素敵な一日にしましょうup

さて、
美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。

japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea japanesetea 

漢字は、中国生まれです。

日本に伝来したのは、いつごろだと思いますか?

今のところ、1世紀ごろではないかと言われています。

ずいぶん曖昧な言い方annoy
と思われるかもしれませんが、

正確に言うことはとても難しいことです。

もしかしたら、これから発見されるかもしれない何かが、
漢字伝来の時期を、もっと遡らせるかもしれないのですから。

つまり、
現在のところ、
日本で見つかった漢字が記載された史料が、
一世紀ごろのもの

なのです。

このころの漢字、皆様も教科書でご覧になったことがあるのではないでしょうか。

そう、

金印

です。

その後も、貨幣や銅鏡など伝来していましたが、

2世紀ごろになると、

なんと、

国内で、

まねして作り始めたのです。

今も昔も、日本人の外国文化受容への柔軟な姿勢、
変わらないですね。

しかし、最初は、文字を模様としかとらえていなかったようです。

というのも、
金印より300年以上あとに作られた

隅田八幡神社の人物画像鏡

でさえも、

※リンクをクリックする際、ctlキーを押しながらクリックすると、別タブに表示されます。
※リンクをクリックする際、altlキーを押しながらクリックすると、別ウィンドウに表示されます。

文字が逆(鏡文字)になっているものがあるのです。

例えば、

3時あたりにある、
「遣」
6時あたりにある
「意」

よく、子供が、
「ヨ」なのか「E」なのかよくわからない字を書きます。
それと同じような状況がここに現れているようなのです。

でも、みくびってはいけません。

漢字で日本語を表現しようとする努力も、この中には見られるのです。

仮名です。

まだ、ひらがなには至っていませんが、
漢字を一音一字で表現する仮名の使用
日本最古の例が、この銅鏡に見られるのです。

仮名の誕生については、過去のブログをご覧になってください。

奈良県桜井市忍坂(おつさか、旧名ではおしさか)を、なんと

「意柴沙加」

※リンク画像の6時方向をご覧ください。

と頑張って当て字をしているのです。

しかし、この中にも誤字が指摘されているものがあります。

先ほどの「意」は、左右逆じゃないかと言われていますし、
「柴」は「紫」と書きたかったんじゃないかと、言われています。

しかし、仏教を普及させようとする時代になると、
ガラッと様子が変わります。

とにかく、文字を書きまくる。
しかも間違えちゃいけない。

政府が写経生をたくさん抱え込んで、
たくさんの写経をさせました。

間違えると、減給(罰金)されたそうです。

※詳しくは、過去のブログをご覧になってください。

bell bell bell 

最初は、柔軟な感覚で他の文化を取り入れ、
自国の文化に消化する際には、精密さを求める。

このような日本人魂は、古代から根付いていたのかもしれません。

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参考文献
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森岡隆先生『図説かなの成り立ち事典』(教育出版2006)148ページから165ページ参照

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