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本物か偽物か

おはようございます。

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。

 

美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。

cherry cherry cherry cherry cherry cherry cherry cherry cherry

中国の作品は、

○○筆とされていても、

偽物もあります。

あ、

偽物だから悪いというわけではないんです。

やはり、質の良いものは良いのです。

だから、偽物とわかっていても、

偽物としての、上品・中品とかという見方もあったようなんです。

それに、

皇帝自ら、偽物作りを指示していました。

偽物

といっても、

はるか昔は、印刷技術が無いわけで、

模本を作らせていたわけです。

有名な王羲之『蘭亭序』

あれも本物は残ってません。

肉筆の作品のように見えるものが現在でも残っていますが、

北京故宮の唐の楮遂良による模本とされる作品

北京故宮の唐の虞世南による模本とされる作品

北京故宮の唐の馮承素による模本とされる作品

これは、2008年に、江戸東京博物館に来たものです。
NHKの日曜美術館で紹介された時のページ

これら、全て、模本です。

本物ではないです。

王羲之の文字がお気に入りだった

唐の太宗が

優秀な部下たちに作らせたものです。

では、本物はいったいどこに。。。。。

では、ヒント。

唐の太宗は、

『蘭亭序』が大のお気に入りでした。

本物は、

唐の太宗とともにあるそうです。

唐の太宗が、

「俺が死んだら、『蘭亭序』と一緒に葬ってほしい」

といったんだそうです。

ものすごい、コレクター魂ですね。

でも、本当に今でも

唐の太宗が、『蘭亭序』を抱いているのか、

誰も知りません。

現在、本物を見ることは、できませんが、

でも、

優秀な書家が

いくつも模写してくださっていたおかげで、

353年に書かれたとされる『蘭亭序』の面影を

1700年近く時間が経過した現在でも見せてもらうことができる。

ありがたいことです。

『蘭亭序』は、

現在でも、

書道を勉強する方々は、必ず臨書する作品です。

『蘭亭序』に始まって、『蘭亭序』に終わるといっても、言いすぎじゃないかもしれません。

初心者のうちは、一文字一文字の造形を学び、

次第に、文字の造形の自由さに気付き、

だんだん、同じ文字でも前後の文字との調和で、文字の形が工夫されていることに気付き、

全体として、調和のとれた作品を作ることを勉強できるようになってきます。

 

『蘭亭序』―二種 『蘭亭序』―二種

著者:王 羲之

販売元:天来書院
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