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雲崗石窟と龍門石窟

おはようございます。

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。

今日は、2010.7.22(木)
朝から暑いですね。
暑さに負けず、今日も、素敵な一日にしましょうup

さて、
美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。

clover clover clover clover clover clover clover clover clover

今日は、雲崗石窟龍門石窟を取り上げます。

どちらも、世界遺産です。

flairリンクをクリックする際、ctlキーを押しながらクリックすると、別タブに表示されます。
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では、書道で有名なのは、どちらでしょう?

答えは、龍門石窟です。

どちらも、石窟寺院として、共通しているのに、
なぜ、龍門石窟だけ、書道で有名なのでしょうか?

では、二択です。

1.雲崗石窟には、文字が彫られていない。
2.雲崗石窟に彫られている文字は、下手で手本にならない。

解答は、

1.2  といったところですbleah

あいまいな答えでごめんなさい。

というのも、

雲崗石窟には、ほとんど文字が彫られていません。

例外的に、ちょこっと、彫られているところもあるようなんですが、

技術的に劣っているようなんです。

では、どうして、雲崗石窟には、文字が彫られていないのでしょうか?

またまた、二択です。

1.当時、誰が誰を祀るということは、記銘する習慣がなかった。

2.皇帝主導の建造物であったため、記銘しなかった。

解答です。

2です。

皇帝が造るものには、記銘する習慣がなかったようです。

例外的に、雲崗でも、文字が彫られているものもあるようですが、

皇帝が財政難に陥って、一緒に建造する人を呼び入れたんじゃないかと想定されています。

しかし、皇帝が、腕のいい職人を囲い込んでいたから、

あんまり、いいものを残すことができなかったんじゃないかと言われています。

ということは、

龍門石窟は、

皇帝以外の人たちが作ったもの

ということになります。

だから、記銘されているのです。

そうそう、記銘というのは、

誰かを祀るために仏像を作って、

その脇に、

「誰が、誰を祀るために、いつ、この仏像を造りました」

という文章をつけることです。

龍門石窟では、

この文章の文字が素晴らしいsign03

ということで、

後世、書道の手本に使われるようになったんですね。

龍門では、その中で上位20の記銘が、

龍門二十品(りゅうもんにじっぽん)

 

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◆二玄社◆801120 中国法書選 20:龍門二十品〈上〉  A4判変形74頁◆二玄社◆801120 中国法書選 20:龍門二十品〈上〉  A4判変形74頁

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この中でも特に有名な牛橛造像記も、やはり、仏像につけられた記銘です。

幼い息子(牛橛)をなくした母が、

息子を祀るために、

仏像を造像した際の記録なのです。

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