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筆(1)

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。


美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。

さて、今日は、

******
**筆**
******

の話です。

中国では、
発明者には、
とてもインパクトのある人物を
あてはめる傾向にあるのではないか、
と思います。

筆の発明者は、

蒙恬(もうてん)

されています。

本当に、この方が発明したわけではないようなのです。

不思議です。

されて」いるつながりで、脱線です。

漢字を発明したのは

蒼頡(そうけつ)

という方だそうですが、

この方、なんと

目が4つ有ったのだそうです。

日本だったら妖怪と呼ばれる範疇にいらっしゃるのではないかと、、、
思います。

※蒼頡(そうけつ)さんについては
 後日まとめたいと思います。

では、蒙恬は、どのような方だったのでしょうか。

秦の始皇帝の時の将軍だそうです。
30万人もの兵隊を従えていたそうです。
長城も築いたんだそうです。

でも、筆を作ったなんて記述は、
歴史書には全く出てこないんだそうです。

なのに、なんで。。。。

おそらく、

・秦の時代に書体が統一された
・蒙恬は秦の時代の有名人である

ということで、蒙恬の名前が利用されたのでは、、、、
と考えられているようです。

(つづく)

参考文献
杉村勇造・永井敏夫『文房四宝 筆』(淡交社1972/7/10)
魚住和晃『マンガ書の歴史 殷~唐』(講談社2004/5/27)

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