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ところで、仮名は日本生まれなんでしょうか

ご覧になってくださり、
ありがとうございます。


美術館や博物館で、
書の作品って、
どこが面白いんだろう、、
と思ったことはございませんか?

わたしも、
思いました。

でも、
ちょっと、
歴史的な背景を知るだけで、
見るのが楽しくなるのが、
書道の作品だと知りました。

この楽しさを
より多くの方と共有できたらと思い、

書道の作品を見ることが
楽しくなるヒントを
掲載してゆきたいと思っております。

力不足な点も多々あるかと思いますが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

そして、
皆様の心に
何か暖かいものが残ることを祈りつつ。。。





さて、唐突ですが、私たちが使っている仮名、

どこで生まれたと思いますか?

正解は、中国だそうです。

あ、ちなみに、
ここでいう仮名の定義は、

漢字を一音一字に割り当てて使う

ことを前提にしています。

昔の万葉仮名(草仮名とも言います)は、
漢字を一音一字に割り当てて使ってますよね。

これがだんだん崩れていって
ひらがなになっていったわけです。

で、

最初に、
漢字を一音一字に割り当てて使ったのは、
中国だそうです。

『三国志』の中の
「魏志倭人伝」に記載されていそうです。
※森岡隆『図説かなの成り立ち事典』170ページに詳しいです。

図説かなの成り立ち事典   [本]

ここまでくれば、
思い出しますよね。

そう、あれです。

「ひみこ」です!

「卑弥子」って漢字、
教科書でお目にかかってましたよね。

あれは、中国の方が、
音を漢字に割り当ててくれて
できた表記
なんです。

だから、

「卑」(いやしい)

なんて、日本人だったらあんまり使わない文字、
つけられちゃってるんですね。

同じようなことを
中国の方は、
外来語について
よくやっているようです。

仏教では、

 釈迦
 阿弥陀

とか、これらも、一音一字の仮名ですね。

般若心経の漢字も
すべて当て字の仮名だそうです。

森岡先生は、
日本人は、
漢字だけでなく、
漢字の使い方まで
輸入したと指摘されています。
※森岡隆『図説かなの成り立ち事典』171ページに詳しいです。

でも、日本人が
その後、
美しいひらがなやカタカナまで発展させた。

だから、今、私たちも、漢字を忘れたときに、
なんとか言葉を文字で残しておくことができる。

ありがたいことですね!!

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